ボスマネジメントとリードマネジメント

選択理論では、上司が地位や権力を背景に、部下に対して非難、叱責、懲罰などの強い外的コントロールを使い、力によって相手を押さえつけ、相手を恐れさせることで、一方的に相手を従わせようとするようなマネジメントのことを、「ボスマネジメント」と呼んでいます。

 

ボスマネジメントは、会社だけでなく、親が子供にしたり、先生が生徒に対して使ったり、というように、家庭や学校でもよく見られます。

 

ボスマネジメントは、選択理論の立場から見ると、相手の欲求を阻害し、相手との人間関係を悪化させ、信頼関係を壊してしまいがちです。そして、ボスマネジメントをしても、相手は自分の思うようには行動してくれず、行動してくれたとしても、いやいやであったり、時間がかかって、レベルの低いことしかしてくれない、ということがよくあります。

 

このようなことから、選択理論では、ボスマネジメントをやめ、選択理論に基づく「リードマネジメント」を採用することを勧めています。というより、選択理論に基づいてマネジメントを行うと、リードマネジメントになるという関係にあります。

 

詳しくは、左記の各項目をご覧ください。