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プロフィール

澤田 正


自己紹介: 生年: 1957年
出身地: 大阪府大阪市

 

個人の心理学・支援型コミュニケーションの研究家

 

選択理論心理学とリアリティセラピーを中心に、心理学とカウンセリング、コーチング、これらを使ったコミュニケーション、マネジメント、ファシリテーション等を学習し、自分個人、家庭、職場等で役立てているとともに、ライフワーク、趣味として、自由な立場で、個人として研究し、実践している。

 

自分にとって、「選択理論心理学」とその実践方法としての「リアリティセラピー」は、

 

・「個人の主体的な生き方の哲学」

・「人生の満足度を高める生き方の流儀」

・「他者の欲求充足の支援をしながら、自分の主体的で満足度の高い人生を実現する方法」

・コンピュータで言うなら、新しい「生き方の基本ソフト」をインスト-ルするようなもの、

 

というようなとらえ方をしています。

 

なお、2007年に、コーチングを中心とする旧サイト(コーチング知工房)を創ったのですが、現在、広大な電脳空間を、更新もされず漂流中です。それなりの情報をまとめておりますので、よかったら訪問してください。

 

 

<選択理論・RT、コーチングとの出会いとこれから>

 

私は、カウンセリングとは、1997年に、人生で初めて、とある「人間関係に関する社会人講座」で出会ったのですが、その時、40歳でした。たまたま最初に出会ったのが、選択理論心理学であり、リアリティセラピーであったことは、今から考えても、本当にラッキーなことだったと思っています。

 

その後、リアリティセラピーの本格的な講座に参加し、目の前で、熟達した先生のロールプレーを見、高度な質問技法によって、クライアントの問題がスムーズに解決されていくのを見て、「いったい何が起こっているのか」と思うとともに、「質問の威力」というものにも、びっくりした思い出があります。

 

また、自分がカウンセラー役をやると、「どうもうまくいかない」と落胆し続けた思い出もあります(ロールプレーは今でも、苦手意識が抜けません。どちらかというと理屈の方が得意です)。

 

ちょうどそのころ(1990年代の終わりころ)、コーチングが日本に入ってきました。紹介セミナーに参加すると、こちらも質問技術が中心で、リアリティセラピーによく似ており、面白そうだし、仕事にも役立ちそうだと、3年間のコーチトレーニングプログラムを受けました。

 

そして、そのころからずっと、「コーチングとリアリティセラピー(選択理論)は、いったい、どこが同じでどこが違うのか」、「選択理論・RTとコーチングの関係をどう考えたらいいのか」という疑問が頭の中にあり、10年以上かかって、最近ようやく、自分なりに見えてきた感じがしています。

 

心理学やカウンセリング、コーチングの勉強は、クライアントに対して使えるだけでなく、自分や自分の家族、自分の身の回りの人の幸せをふやしたり、不幸を減らしたり、人間関係を良くしたり、問題解決をすることができます。

 

勉強すればするほど、技術が身に付けば付くほど、自分の生活や仕事、人生をよりよくしていくのに役立つこともあり、40才を過ぎてからは、心理学やカウンセリング、コーチングの学習が趣味のようになり、深みにはまって、今日に至っています。

 

2000年に入ってからは、産業カウンセラーの資格をとる過程で、ロジャーズの来談者中心療法(傾聴の技術と威力)を知り、交流分析、認知行動療法やゲシュタルト療法、アドラーの心理学、解決志向アプローチ、NLPのセミナー、にも手を出し、顔を出し、コーチングの本は、発売されるたびに渉猟し、転勤族のため、あちこちの勉強会にも出させていただきました。

 

私の場合、職場での管理職としての実践も重要でしたので、職場では、カウンセリングという名称よりも、コーチングという名称の方が受け入れられやすいのではないかということで、「コーチング」という名称のもとで、心理学やカウンセリングの手法も含めて、学習と実践を進め、職場研修の講師や講演を行ってきました。

 

いろいろな心理療法やカウンセリング手法を学習する過程で、ずっと、頭の隅に、「これらの心理学や手法と、選択理論心理学・リアリティセラピーの関係は、一体どう考えたらいいのだろう」、「あれこれ、バラバラと手を広げても、使えないことが増えるだけで、あまり意味がないのではないか」、「これらの学んだことを包括したような、全体的な体系化ができないか」という問題意識がありました。

 

最近になって、ようやく、「選択理論心理学のモデル」が、これらのかなりのものを統一的、包括的にとらえるのに役に立つのではないか(一種のメタモデルとして使えるのではないか)と考え始めています。心理学やカウンセリングに興味が高じて、学習を広げ、深みにはまりだしている人はみんなこのようなことを大なり小なり考えられているのではないかと思いますので、この点に興味をもたれる方も多いのではないかと思います。

 

最後に、私にとって、選択理論は、これまでの趣味と実益に加え、これから、自分が年をとり、人生のゴールに向かう中で、ますます、自分のために使いこなしていく必要が出てくると考えられ、自分自身をモデルにした実践と研究も、一生、続くのではないかと思います。それを楽しみながら、これからも、実践と研究を重ねていくとともに、得た情報をみなさんに、おすそ分けしていければと思います。